今日は今年最後の研究保育でした😊
研究保育とは担任の先生が指導案という保育計画書を書いて
先生たちに公開し 教育・保育の質を高める研修です
にじ組の植木先生に提案していただきました
11月は「秋の自然物で遊ぶ」というテーマで
秋の歌や手遊び 絵本読み 自然探索 落ち葉や木の実拾いを楽しんできました
そして拾い集めた収穫物を使って制作遊びをすることになったそうです
そういえば日に日に教室や廊下が秋模様に変化していきました
先週はどんぐりで作った人形で遊びが始まり
秋に関する絵本を読みながら
「どんぐり人形のお医者さんです」「ここが病院ですよ」と想像力が広がり
次々と制作が進んでいったそうです
今週はみんなで「どんぐり村」の遊び道具や建物をもっと作ろうと
子どもたちの遊びは広がっていきました
材料をさらに増やすために自然物を探しに「山ノ神神社」にもまた行ったそうです
前置きが長くなりました それでは研究保育の様子を写真で紹介しましょうね
まず15分間の朝の会はすべて子どもたちの進行で進んでいきます
季節の歌「大きな栗の木の下で」「まつぼっくり」「どんぐりころころ」「こぎつね」
を身振り手振りを入れながら歌います
朝の会の司会をするのは2名の当番の子どもです さすが年長児ですね
「朝の歌」→日付の確認→出席点検と続きます 出欠席者数もボードに記入しますよ
続いては「論語」の素読ですが 先生が範読するのではなく
全て当番の2人の子が先に読み 続けてみんなが声をそろえて発声していきました
何という子どもたち これにもおどろきました!!すごいことです!
そして朝の会が終わると 今日の主活動の始まりです
活動の導入として関連する絵本を先生が読み聞かせます
『どんぐりむらのだいくさん』は 大工さんがステキな家を建てるお話しです
みんな木の家が建ちあがっていく様子を想像しながら聞いています
そして読み終えると 創作意欲がピークに!
大工さん号に積まれた材料も運び込まれ 時間設定の立て札も立てられました
いよいよ活動開始です これまで作り込んだ作品を作り直したり
新しい遊び道具や家を作り始めたり どんぐり人形をその道具で遊ばせてみたり
子どもたちは2~3人のグループや1人で黙々と作り始めていきました
木の枝、木の葉、木の実の材料が部屋のあちこちに種類別に収納され
材料をつなぎとめるモールや毛糸、ボンドが準備されています
子どもたちは先生が指示するまでもなく自分たちで準備し
お友だち同士で話し合い 教えあいをしながら制作に没頭していきました
子どもたちに聞いてみると「ウオータースライダーだよ」「ブランコです」「村の交番を作ってるの」
と様々です みんなで一つの「どんぐり村」を作り上げていくという壮大な構想です
約30分間の制作活動に集中した子どもたち そろそろ今日の活動はここまでです
子どもたちが作ったものを紹介していきます 難しかったところや上手くいったことを
みんなに紹介し 次の制作に活かしていくのです
最後にけんとさんがとてもいい発表をしました
「…次はどんぐり村の図書館をつくりたいのでみんなも手伝ってくださいね…」
次の活動に期待がつながるとても大切なまとめの言葉となりました
この制作遊びはこれまで5回ほど取り組んできて これからさらに5回ほどどんぐり村づくり
を楽しんでいくそうです 子どもたちの創造力が広がっていきますね
一つのテーマで子どもたちが遊びを次々展開していく
「主体的対話的で深い学び」が繰り広げられた素晴らしい研究保育でした💞
午後は参観した先生たちによる「整理会」が開かれ 成果と課題が話し合われました
先生たちによる活発な意見交換が行われます みんなとても熱心です
こうした研修を繰り返す中で園全体の教育・保育の質が向上していくのですね
アザレアの先生たちはとても熱くて そしてパワフルです💦
明日は「勤労感謝の日」ですね みんなゆっくり休めるといいですね
それではまた月曜日に会いましょう ごきげんよう💛