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訓練は本番のように

上府あおぞらこども園では月に一度避難訓練を実施しています。

夏ごろからは職員にも園児にも保護者の皆様にもお知らせしない

「非通知避難」をしています。

 

今回は地震からの火災そして津波を想定した避難訓練を行いました。

まずは揺れが収まるまではこのようにして身を守る体勢をとります。

非通知避難ですので園内にいるクラスや

園庭で遊んでいるクラスと様々です。

 

本日はにじ組は上府公園に出かけていましたが

「園内にいない」から訓練をしないわけではありません。

見てください。

上府公園でもにじ組のこどもたちは

「だんご虫ポーズ」で身を守っていますね。

地震は火災時と異なり、出かけた際にも起こりうるものです。

今回は無線機で連絡をし訓練を伝え

人数報告などの連絡を取り合いました。

 

 

1月1日の能登半島地震のことは子どもたちなりに受け止めています。

むやみに怖がらせるようなことは言いませんが

一つしかない大切な「命」を守るのは、まずは自分であることを話しています。

皆様からのご厚意でいただきましたリユースの「靴」は現在

「避難靴」として活用させていただいております。

今回も使用させていただきました。

 

訓練では毎回課題が出ます。

私たち職員はその都度どのような方法をとれば

安全に、早く避難できるかを考えます。

未だに「これでばっちり!」という方法はなく

「○○してみたけど△△に時間がかかります」

「■■は××の時には邪魔になりました」

つまり、正解が一つではなく

状況に合わせてたくさんある避難の方法を組み合わせて

安全に、早く避難しなければならないということです。

ですから職員はその都度その状況になっていると仮定して

子どもたちを誘導します。

今回は「廊下にはガラスが割れて飛び散っている」

という事を拡声器で即座に職員に伝えました。

 

火災が起こっているので急いで避難したい

けれども

ガラスの上は裸足では通れない

皆さんならどうされますか?

こども園においては子ども一人ひとりを抱いて逃げれません。

ガラスが室内に飛び散ったら?

出入り口が塞がっていたら?

ですので訓練は本番のように真剣です。

反省をし、課題を解決しながら臨機応変に避難訓練に取り組んでいきます。

 

最後は今月の子どもたちの姿です。

 

1月も半分がすぎましたね。

すっかりお正月気分もなくなりました。

保育室や園庭からは元気な声が聞こえてきます。

今回の課題を解決し2月の訓練で活かしたいと思います。

この子達を守るために!!

ではまた(@^^)/~~~

 

 

 

 

 

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